こだわり米の「至高の一膳」は?



その他のお米

 

 

大阪府のお米は「ヒノヒカリ」です。平成になってから作付面積を急速に広げている、現在の日本のお米を代表する品種です。小粒でありながら、非常に良質な食味を持つのが特徴です。

 

こだわりの炊き技は、粒の中までじっくりと水と熱を通すために、やや低めの火力で炊きはじめ、炊き上げではしっかり粒をおどらせます。最後は高温スチームでしゃきっと仕上げます。和洋中どんなおかずにも合います。

 

至高の一膳は高麗橋「吉兆本店」の店主である湯木潤治氏の監修による、大阪が誇る泉州水茄子の漬物と沢煮椀です。沢煮椀は吉兆でも大切なお椀です。

 

広島県のお米は「あきさかり」です。「あきさかり」は、美白米と呼ばれる精米白度が高い銘柄で、あっさりしているのに甘みは強く、モチモチした食感です。

 

こだわりの炊き技は、適温で芯まで十分吸水させ、Wおどり炊きの高火力で一気に火を通します。こうしてしっかりおどらせてお米の持ち味を引き出します。「Wおどり炊き」で炊くと、もっちりとした仕上がりになります。

 

至高の一膳は「羽田別荘」の女将である羽田悦子氏の監修による牡蠣と煮汁です。

 

福岡県のお米は「元気つくし」です。4年連続「特A」に選ばれた福岡県を代表する銘柄米です。一粒一粒にしっかりつやと粘りがあって、冷めても食味が低下しないのが特徴です。

 

こだわりの炊き技は、粒の中までじっくりと水と熱を通すために、やや低めの火力で炊きはじめ、炊き上げでしっかり粒をおどらせます。最後は高温スチームで仕上げます。

 

至高の一膳は「茶懐石・中伴」の主人である中川敏行氏の監修による辛子明太子と穴子の汁ものです。