こだわり米の「至高の一膳」は?



新潟県と愛知県のお米

 

 

新潟県のお米は「新之助」です。新潟県が約20万もの候補から選抜した銘柄が「新之助」で、コシヒカリとは異なった味や特長があります。大粒で、ツヤがあり、甘みも強く、口の中で粒がほぐれやすいのに粘りもあります。冷めてもおいしいお米です。

 

こだわりの炊き技は、吸水工程での温度を低めにすることで雑味を抑え、硬さと粘りのバランスを重視し、あえて圧力のかけ方は控えめにしてあります。お米に無理をさせずにその特性をより際立たせます。

 

至高の一膳は、日本料理「行形亭」の主人である行形和滋氏の監修による、村上の鮭と南蛮えびです。南北に長い新潟は山の幸も海の幸も豊富ですが、特に自慢の海の幸による至高感の高い一膳です。ごはんは炊飯器のふたを開けた瞬間から香りがふわりと漂い、お米が立ち、ツヤも素晴らしいです。「Wおどり炊き」によって土鍋を超えるような炊き上がりです。

 

愛知県のお米は「あいちのかおり」です。「香るような芳醇な味」という意味から名付けられ、愛知県を代表する銘柄になっています。愛知県の学校給食などの定番にもなっています。香りの良さに加え、ツヤも非常に良く、大粒なので、食べ応えも充分です。

 

こだわりの炊き技は、低めの吸水温度から、強火で一気に沸騰、粒を崩さずに芯まで熱を通します。それで冷めても硬くならず、おにぎりにしてもお弁当にしてもおいしく味わえます。

 

至高の一膳は、料亭「八勝館」の料理長である春原正行氏の監修による、鰻とアサリです。豊かな海と清らかな川で育んだ鰻とアサリですから、まさに愛知の歴史の重みを感じる至高の一膳です。